【要介護度と要支援の違いについて】段階事の違いについてのご案内

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東京都と千葉県を中心に転職支援を行っている宇賀と申します。
この度は要介護度と要支援の違いと、各段階事の基準をご案内致します。

 
 

☆要介護度と要支援の違い

1.覚える理由...対応の仕方、変化を把握することのメリット
2.段階事の違い...要介護度1~5、要支援1~2、それぞれの基準
3.まとめ

 
 

1.要支援と要介護度の違いを覚える理由

 
 

 
 
●高齢者が介護サービスを受けるには。住まいの市区町村から介護保険の認定を受ける必要があります。認定は低い順から要支援1~2、要介護度1~5の7段階に分かれており、各段階により1ヶ月毎に受けられる介護保険の上限金額とサービス内容が変わります。これは入所できる施設形態も変わってきます。施設形態は有料老人ホーム、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム等、その他にもたくさんありますが、施設事のサービスの違いについては後日にそれぞれの施設形態事にご案内致します。介護保険は介護サービスの他に、利用できる福祉用具のレンタルと購入の種類が変わってきます。基本居宅サービスの一つとして位置づけられていますが、施設によっては介護保険を利用して福祉用具・介護用品をレンタルできる場合があります。責任のある立場(管理職)であればあるほど要支援と要介護度事の違いを正確に把握する必要がある為、介護職としてキャリアアップを目指す方は、要支援と要介護度の勉強は必須となります。
 
 

2.段階事の違い

 
 

 
 

 要支援1

 
・要支援1は、要介護認定の中では最も軽く、非該当(自立)に近い状態です。介護がないと生活ができない状態ではありませんが、立ち上がりなどの動作や家事など、日常生活において、部分的に見守りや支援を必要とします。要支援で受けられる介護保険のサービスは介護予防サービスとなります※要介護度で受けられる介護サービスとは別なので注意が必要です。
 
 

■要支援1で受けられる介護予防サービス
・介護保険は段階事に要介護認定の段階ごとに支給限度額が定められており、保険が効くのはその金額までです。
要支援1の場合、利用限度額は1ヶ月 50,320円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
もし1割の自己負担であれば、負担額は最大5,032円までとなり、一例として、週1回の介護予防訪問、月2回のショートステイなどの介護予防サービスを受けることができます。

 
 
 

 要支援2

 
・要支援2は自力で生活できます。しかし、家事の一部や片足での立位保持などで複雑な身体動作をする際に支援を必要とします。
入浴は一人でできても、浴槽の掃除のような複雑な作業は難しい等。
要介護度1と要支援2では受けられる介護保険サービスに大きな違いが出てくるので、違いを把握する必要があります。
この2つを振り分けるポイントは大きく2つに分けれ、1つは認知症を発症しているかどうかです。思考力や理解力の面で明確な低下がみられ、本格的な認知症が疑われる場合、要介護1と判定されることが多くなります。
もう1つは身体の安定性です。かかりつけ医の意見書により、半年以内に心身状態が大きく変化・悪化する恐れがあると判断されると、要介護1との判定が下る傾向があります。
この2つの基準のうち、どちらか1つでも当てはまると、要支援2ではなく要介護1と認定される可能性が高くなります。
 
 

■要支援2で受けられる介護予防サービス
・要支援2の場合、利用限度額は1ヶ月 105,310円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
一例として、週2回の介護予防訪問、月2回のショートステイに加え、歩行補助用の杖をはじめ、福祉用具の貸与といった介護予防サービスを受けることができます。

 
 
 

 要介護1

 
・要介護1は部分的な介護が必要な状態。食事や排泄など身の回りのことはたいていこなせますが、要支援に比べると日常の複雑な動作が難しく、認知能力や運動能力の低下が見られます。
要介護1から介護予防サービスではなく介護サービスとなり受けられるサービスが大きく変わります。
 
 

■要介護1で受けられる介護サービス
・要介護1の場合、利用限度額は1ヶ月 167,650円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
一例として、週3回の訪問介護、週1回の訪問看護、週2回のデイサービス利用、3カ月の間に1週間程度のショートステイ、歩行補助の杖など一部の福祉用具貸与といった介護予防サービスを受けることができます。

 
 
 

 要介護2

 
・要介護2は、家事や買い物などの日常的な動作に加えて、食事や排泄などが部分的に自力で行えなくなっている状態です。
1日の間で見守りや手助けに必要となる時間が要介護1の人よりも多く、心身機能の低下がさらに進んでいると認められる場合に、要介護2と認定されます。
要介護2では、心身が以下のような状態となります。
・身だしなみや居室の掃除など、身の回りのこと全般に何らかの介助が必要
・片足での立位保持や立ち上がりなどの動作に、何らかの支えが必要
・歩行や両足での立位保持など、移動する際に何らかの支えが必要
・食事や排泄に見守りや手助けを必要とする場合がある
・問題行動、理解低下がみられる場合がある
 
 

■要介護2で受けられる介護サービス
・要介護2の場合、利用限度額は1ヶ月 196,160円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
一例として、週3回の訪問介護、週1回の訪問看護、週3回のデイサービス利用、3カ月の間に1週間程度のショートステイ、認知症老人徘徊感知機器など一部の福祉用具貸与といったサービスを受けることができます。

 
 
 

 要介護3

 
要介護3は、自力で立ち上がることや歩くことが難しく、認知症の症状が見られる場合があるなど、食事や排泄など身の回りのことほぼ全てに介護が必要な状態です。
身体能力の低下だけではなく「日常生活自立度」と呼ばれる基準があり、認知症の進行具合なども判定のひとつになります。
認知症による徘徊、妄想、大声や奇声を上げるなど日常生活に支障をきたすような症状があり、常時対応しなければならない状態であれば、要介護3やそれ以上の重度と認定される場合もあります。
 
 

■要介護3で受けられる介護サービス
・要介護3の場合、利用限度額は1ヶ月 269,310円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
一例として、週2回の訪問介護、週1回の訪問看護、週3回のデイサービス利用、毎日1回の夜間の巡回型訪問介護、2カ月の間に1週間程度のショートステイ、車椅子や特殊寝台などの福祉用具貸与といったサービスを受けることができます。また特別養護老人ホームの利用は要介護3からになります。

 
 
 

 要介護4

 
要介護4は比較的重度の症状が見られるケースが多く、突然の事故や病気ではないかぎり、最初の判定でいきなり要介護4となるケースはほとんどありません。
要介護4と判断されるポイントは、「食事、排せつ、入浴といった日常生活全般において全面的な介助が必要である」ことになります。これは「要介護3」とほぼ同様ですが、よりADL(日常生活動作)の低下が見られるケースが多く、同時に意思疎通が難しくなり、日常生活に支障をきたす問題行為が頻繁に見られるようになります。
 
 

■要介護4で受けられる介護サービス
・要介護4の場合、利用限度額は1ヶ月 308,060円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
一例として、週5回の訪問介護、週2回の訪問看護、週1回のデイサービス利用、毎日1回の夜間対応型訪問介護、2カ月の間に1週間程度のショートステイ、車椅子や特殊寝台などの福祉用具貸与といったサービスを受けることができます。

 
 
 

 要介護5

 
要介護5は寝たきりの状態である上、意思疎通が完全に不能となっている高齢者が該当となるケースがほとんどです。
認知症の進行具合も介護度を決定する大きな要素となりますが、「要介護5」にまでなると自力で動くことが困難なため、認知症にありがちな徘徊の心配はまずありません。
しかし、寝たきりの場合、褥瘡(床ずれ)のリスクが一気に高まるため、定期的な体位変換のケアが必要になります。
 
 

■要介護5で受けられる介護サービス
・要介護5の場合、利用限度額は1ヶ月 360,650円※1割負担の場合、前年度の収入によって負担額と限度額が変わります。
一例として、週6回の訪問介護、週2回の訪問看護、週1回のデイサービス利用、毎日2回の夜間対応型訪問介護、1カ月の間に1週間ほどのショートステイ、特殊寝台やエアーマットなどの福祉用具貸与といったサービスを受けることができます。

 
 
 

3. まとめ

 
 
●以上で基本的な内容のご案内は終わります。介護保険の利用限度額は前年度の収入によって1割負担から2~3割負担と変わり、限度額も変わってきます。受けられる介護保険のサービス内容は正確に把握している必要があり、管理者の責任は重大であると同時に日ごろから勉強が必要です。東京・千葉介護求人サーチでは少しでも知識の役に立てるよう、今後も介護サービスや介護保険の事について特集していきます。

 

以上、要介護度と要支援の違いについてでした
次回は、介護・福祉の職種事の違いを案内します。

 

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